ks小説  桜の木の下2

 ルーシィside

ナ「お前…誰だ?」

ああ…どうしよう。

ばれた(別に隠してないが)

ル「えっと…ルーシィです...」

ナ「ルイージ?」

ル「ルーシィよ!!」

何なの!?この人!!

いきなり人の名前間違えてくるし!!

信じられない!!

すると彼は手を差し伸べ

ナ「俺はナツだ!!よろしくな、"ルーシィ"」

ル「!!…うん!!」

私はナツと仲良くなった

いつも桜の木の下で待ち合わせをし、駄弁っていた

そんなある日

ル「きゃっ!!」

ナ「危ねぇ!!」

ドサッ

バランスを崩して倒れてしまった

ル「あ…」

あと3㎝くらいで唇が重なるところだった

ナ「っ…ごめん…」

ル「わ、私こそごめん」

暫しの沈黙。

どうすれば…そう焦っていたら

ナ「でも、俺は…////」

あれ?

もしかして、照れてるの?

ル「ナツ…?」

ナ「っ!!やめろっ」

パシッ

何が起きたのか分からない

今私は…

ナ「あっ」

叩かれた?

ル「ハハ…」

勝手に一人で舞い上がってバカみたい

ナ「ルーシィ…?あのっ」

ル「最初から…言えばいいじゃないっ」

ナ「え?」

ル「初めから"嫌い"だって言えばいいじゃない!!」

何で私泣いてんのよ

怒ってんのに

何で…抱きしめられてんのよ

ナ「違うんだ…」

 

                     続く